Interview Uta-Net !

22 septembre 2011 at 11:00 Laisser un commentaire

Voici la traduction de l’interview d’Angela réalisée par Uta-Net à l’occasion de la sortie du nouvel album WHITE le 28 septembre prochain ! C’est une interview passionnante dont je vous conseille la lecture !

「行き止まりだと思うものこそが始まりなんだ…」
« Une impasse est un commencement… »

――まずタイトル「WHITE」に込めた思いを教えてください。
アンジェラ:毎回、アルバムタイトルはその時の気持ちを一番表している言葉を選んで、付けているんです。やっぱり今年は世の中的にも個人的にも色々な事があって、“本来の自分、ありのままの自分って何なんだろう?”っていう思いがあったので、白紙になるというか、原点に戻るという意味を込めて“白紙なんだけど無ではない”という気持ちで「WHITE」にしたんです。
――Veuillez-nous dévoiler la signification du titre « WHITE ».
Angela : Je choisi toujours mes titres d’album avec le mot qui représente le mieux le sentiment exprimé. Il s’est passé tellement de choses cette année dans le monde et dans ma vie, je me suis demandé « qu’en est-il de mon futur, de mon présent ? », j’étais face à une page blanche, j’ai choisi « WHITE » pour ce sentiment de retour au point de départ « c’est une page blanche mais rien n’est impossible ».

――毎回、アルバムのタイトルと同じタイトルの曲が収録されていますが、今回はありませんよね?
アンジェラ:そうなんです。今回は一つの曲と言う形ではなく、アルバム全体として表現してみました。
――A chaque fois, une chanson porte le titre de l’album, mais pas cette fois n’est-ce-pas ?
Angela : En effet. Cette fois-ci le sentiment n’est pas pas représenté par une chanson mais par l’album complet.

――アルバムのタイトルは、いつもどのタイミングで付けられているんですか?
アンジェラ:アルバムを作り始める前に決まっている時もあれば、作っている過程でパッと思いつく場合もあります。今回は曲が出来上がった後だったので、今までで一番遅かったと思います。
――A quelle étape arrive le titre de l’album ?
Angela : Il arrive que je le choisisse avant même de commencer à travailler sur l’album, mais aussi qu’il me vienne à l’esprit pendant le processus de création. Il m’est venu cette fois-ci après avoir achevé les chansons, c’est jusqu’ici le plus tardif.

――カバー曲もたくさん収録されていますが、選曲はすべてご自身でされたんですか?
アンジェラ:はい。私の場合、選曲もそうだし、アレンジも演奏もプロデュースもほぼ全て自分でやっているので、まさにワンマンショーなんです(笑)。
――Il y a plusieurs reprises, les avez-vous toutes personnellement choisies ?
Angela : Oui. Dans mon cas, je prends les décisions, je fais pratiquement tout moi-même, les arrangements, les enregistrements musicaux, la production, c’est un vrai one-man show (rires).

――じゃあ曲順も?
アンジェラ:はい。曲間の秒数まで。鬼のように仕切ってやりました(笑)。
――Même l’ordre des pistes ?
Angela : Oui. Jusqu’à la durée des pistes. Je dirige tout tel un démon (rires).

――そうなんですか。特に今回の曲順は難しかったんじゃないんですか?
アンジェラ:そうですね。特にどこに「津軽海峡・冬景色」を置くかが難しかったです。「津軽海峡・冬景色」は独特のカラーがある、とても強い曲なので。
――Vraiment. L’ordre des pistes n’a-t-il pas été particulièrement difficile à établir cette fois-ci ?
Angela : En effet. Le plus dur fut de placer Tsugaru Kaikyō Fuyu-Geshiki. Car Tsugaru Kaikyō Fuyu-Geshiki est une chanson forte avec une couleur particulière.

――まず1曲目の「始まりのバラード」は、ドラマ「名前をなくした女神」の主題歌ですが、タイトルがとても目を引きますよね。
アンジェラ:イメージしたのは、真っ暗なトンネルを彷徨っている主人公、そして登場人物です。実は私の中でトンネルって怖いものの象徴なんですよ。だけど、どんなトンネルも真っ直ぐ行けば必ず出口はある。“行き止まりだと思うものこそが始まりなんだ”って思ったので、“始まり”っていうキーワードが決まったんです。それで曲もバラードになったので、自然な流れで「始まりのバラード」になりました。
――Le titre de première piste Hajimari no BALLAD [Chanson du Commencement] qui est la chanson-thème du drama Namae o Nakushita Megami trouve bien sa place.
Angela : Le concept est une héroïne et des personnages errants dans un tunnel noir. Un tunnel est une image angoissante en ce qui me concerne. Mais quelque soit le tunnel si on avance tout droit on trouvera invariablement une sortie. J’ai pensé « une impasse est un commencement » est j’ai choisi le mot-clef « hajimari ». Est puisque cette chanson est une ballade, elle est devenu naturellement « Hajimari no BALLAD ».

――サビの「世界一長い夜にも必ず朝は来る」というフレーズが曲の核になっていると思いますが、このフレーズはどんな時に思い浮かんだんですか?
アンジェラ:メロディーが頭の中でずっと回ってて、夜寝る前にふと浮かんだんです。それでベットサイドに置いてあったノートに書き留めて、次の日にピアノと一緒に鳴らしてみたんです。「世界一~」って、どちらかというと英語的表現なんですよ。それを日本語で表現した時にちょっと違和感がある感じが凄い素直だなって思ったんです。本当に苦しい時って傍から見たら大袈裟に考えているように見えるかも知れないけど、本人にとってはいっぱいいっぱいだから、ピッタリな言葉だなって。
――Le noyau de la chanson est la phrase « le matin vient toujours même après la plus longue des nuits », à quel moment cette phrase vous est-elle venue à l’esprit ?
Angela : J’avais la mélodie en tête depuis un certain temps, et un soir avant de me coucher elle m’est venue. Assise sur mon lit je l’ai noté, et le lendemain j’ai essayé de la marier au son du piano. « Le plus au monde » est une expression anglaise. Il existe un sentiment d’inconfort à l’utiliser en japonais qui est vraiment intéressant. On peut pense que c’est excessif mais je pense que ce sont les mots appropriés.

――タイアップがある時って、歌詞は書きやすいんですか?
アンジェラ:新しいテーマを提示していただくと、普段、癖で偏りがちな方向に行かなくなるので、とても新鮮なんです。でも逆に混乱を呼び起こすこともあるので、時と場合によりますね。
――Dans le cas d’une tie-up, les paroles sont-elles faciles à écrire ?
Angela : C’est très intéressant car cela permet de s’écarter des habitudes et de présenter un nouveau thème. Mais cela dépend des cas, parfois certains thèmes sont porteurs de chaos.

「何かにもがいてる人にも聴いてもらいたい…」
« Je veux que l’on m’écoute… »

――今回、「津軽海峡・冬景色」をカバーされていますが、とても想い出のある曲なんですよね?
アンジェラ:実は、この曲と私は同い年なんです。私の父親が徳島の人で、母親がアメリカ人なので、演歌とカーペンターズという家庭で育って、もちろんこの曲は物心ついた時から知っていました。だけど、本当に好きになったのは、中学校の時で、親友と一緒にカラオケボックスに行った時に、親友がこの曲を歌ったんです。もう圧倒されてしまって、そこから私も歌うようになったんです。

――じゃあ、今でもカラオケでは必ず歌うんですか?
アンジェラ:そうですね。でもカラオケは年に1回くらいしか行かないから、歌ってる回数は少ないんですけど(笑)。いつか自分でやるとしたら、ロックなピアノ弾き語りでやろうと思っていたので、最初は発売するつもりもなく自宅でデモテープを録って、スタッフに聞かせたらみんなが“凄い”って言ってくれたんです。

――カバーをする時は、どんなことを心がけたんですか?
アンジェラ:石川さゆりさんの歌が完璧過ぎたので、真似るとか超えるかじゃなくて、とにかく違うものにしようと思っていて、シンガーソングライターがピアノ一本でやったらどうなるかっていうところをポイントにカバーしました。

――カバー曲でいえば、「大きな古時計」を英語詞バージョンで歌っていますが、そうされた理由は?
アンジェラ:このアルバムを作る時に、半分はカバーで、半分はオリジナル曲にしようと思っていたんです。「大きな古時計」を原曲の英語でやるか日本語でやるか迷ったんですけど、英語の歌詞が切なくて好きだったんです。原曲は、1800年代の曲だから、オールドイングリッシュで、今どき使わないフレージングが素敵だなと思っていたので、オリジナルである英語でカバーする事にしました。

――「Honesty」は名曲中の名曲ですが、この曲を選んだ理由は?
アンジェラ:ビリージョエルは、ピアノを弾くシンガーソングライターのヒーローですからね。ビリージェエルの名曲はいっぱいあるけど、この曲はビリーのダメ男さが出てて、もうそれはいい曲なんですよ(笑)。1曲だけ何も細工しないでピアノと歌だけでやろうと思って、それは「Honesty」しかないなって。

――その他、セルフカバーも2曲収録してますね。
アンジェラ:“今回、せっかくカバーをするなら、私の原点と言えるデビュー曲をと思ったんです。「ふるさと~HOME」は、2年前に武道館でNHK東京児童合唱団ユースシンガーズの子たちと一緒に共演したことがあって、“もう一度聴きたい”っていう声を多く頂いていたっていう事もあったし、今回このタイミングでもう一度歌い直してみようって思ったので、この曲を入れました。

――では、もう一曲の「モラルの葬式-revival-」は?
アンジェラ:“昨年の武道館で「モラルの葬式」をやった時に、“やっぱりこの曲好きだな”って思ったんです。それでリアレンジをしてみようと思って、鬼才・ホッピー神山さんにお願いしたら、取り返しがつかないことになってしまって(笑)。スティーブ・ライヒの世界観にも通ずる、素晴らしい仕上がりになりました。

――オリジナル曲でいえば「フリオ」「目撃車」などは、物語風に歌詞を書かれていますよね。
アンジェラ:“「始まりのバラード」を作った後に、あまりにも内面的な部分を出し過ぎたので、ちょっと現実回避というか、物語性のある楽曲にしたいなと思ったんです。「目撃車」は、私がよく行く図書館にパソコンを持っていって、小説を書いたんです。でも、“シンガーシングライターが小説を書いてもなぁ~”と思ったので、“じゃあ曲に出来ないかな”と思って、何人か登場人物を削って、ピックアップした3つのストーリーだけを曲に合わせてみました。

――物語風に綴る利点って何ですか?
アンジェラ:大胆になれるんですよ。客観的な歌を作る時って、なんか楽しいんですよね。

――ラストの「One Family」は、今の日本の状況にぴったりな曲ですね。
アンジェラ:やはり東日本大震災以降、自分がシンガーソングライターとして何が出来るのか?ずっと考えていました。そんな時、NHK「宇宙の渚」の番組テーマ曲のお話をいただいて、宇宙と地球の間には境界線って実はなくて、いままで宇宙だと思っていたところにも生物が存在するっていう、今までの発想を覆す内容だったんです。境界線って精神的にも引くもので、それで損してることってあると思うんです。だからファミリーっていうのは、血縁だけじゃなく、繋がろうと思ったものとは全て繋がれる。境界線さえなくせば、手を取り合うことなんて簡単に出来るんだっていうメッセージを曲に込めました。

――Aメロ、Bメロの歌詞がとても素晴らしいですね。歌詞はどういう順番で書かれたんですか?
アンジェラ:私の場合は、基本的にメロディーが固まっていくのが先なんです。この曲に関しては、「We are family」っていうフレーズはあったんですけど、先にAメロの構成から作っていきました。それを1番、2番と作って、最後にサビをはめていきました。

――アルバムは、特にどんな人に聴いてもらいたいですか?
アンジェラ:私自身がもがいて作ったアルバムだから、“自分って何だろう?”とか“この先はどうなるんだろう?”とか、何かにもがいてる人にも聴いてもらいたいですね。「One Family」の歌詞に“孤独が繋がっていく”ってあるんですけど、最初は知らないもの同士で“点”だったのが、“線”で結ばれて“輪”になっていくっていうイメージがあったから、たとえ聴いてくれてる人と実際に会う機会がなかったとしても、そういう一人一人と繋がってると思えるだけで幸せだなって思いますね。

「妥協しない、逃げない”が私のモットー…」
« Je vais faire de mon mieux, sans renoncer, sans fuir… »

――普段、どのような流れで曲作りをされているんですか?
アンジェラ:楽器を弾きながら先にメロディーを作るメロディ先行のパターンと、ストーリーを断片的に作ってきて、合わせていく詞先のパターンがあります。

――詞を書く上で大切にしていることは何ですか?
アンジェラ:““妥協しない、逃げない”が私のモットーです。例えば日本語ではなく、英語で言えば何となくカッコよく聞こえるみたいな事ってありますが、そう言う逃げは絶対にしないって決めてます。英語を入れるんなら、ちゃんと意図を持って使うようにしています。

――歌詞が出来やすい場所や時間帯はありますか?
アンジェラ:基本的に夜な夜なお酒を飲みながら作るのが好きなんですけど、何故か今年に入ってからそれが通用しなくなって(笑)。だから特に作りやすい時間帯や場所ってのは無いですね。

――そんな中で今回新たな取り組みはされたんですか?
アンジェラ:あえてピアノから離れて作る事もしてみるようになりました。やっぱりピアノに縛られていた部分もあったので、ギターを積極的に弾くようにしたんです。ピアノは楽器と弾く人が向かい合って二人だけの世界に入る楽器じゃないですか。それに対して、ギターは楽器と弾く人が共に外を向いて発信する楽器だから、とても解放感があるんです。

――ギターは前から弾いていたんですか?
アンジェラ:18歳の時から弾いていたんですけど、ピアノの弾き語りをどこまで極められるかっていう自分へのチャレンジもあったから、ここ6、7年はほとんど手付かずというか、触らずでした。

――アンジェラさんの言葉の情報源は主に何ですか?
アンジェラ:私は読書が好きで、週に1冊は読むんですけど、自伝でも小説でも何でも読むんです。川端康成や遠藤周作は全部読んだし、三島由紀夫にハマった時代もありました。あと、英語も忘れないように、英語の小説を読むようにしてます。

――では、歌詞の面で影響を受けたアーティストは?
アンジェラ:私はよく歌ネットで、さだまさしさんの歌詞をず~っと読んでます(笑)。ベスト盤も持ってますけど、それに入りきらない曲が沢山ありますからね。さださんの歌詞を、曲も聴かずに読んでます。

――特にどういった部分が好きなんですか?
アンジェラ:さださんは小説も書かれているので、ストーリーテリングが凄くて、起承転結がきちっとあるんですよね。ここまで素晴らしい歌詞を書ける人は日本には他にいないんじゃないかなって思います。その他にはユーミンさんとか中島みゆきさんの歌詞もよく見ます。

――最近の方で挙げるとすると?
アンジェラ:BUMP OF CHICKENの藤原さんはオリジナリティのある凄くいい歌詞を書くと思います。やっぱり、阿久悠さんだったり作家の方々が作りあげた時代の歌を、ちゃんと聴いて勉強した上で自分の歌詞を書くのが私も含めた今の世代のソングライターには必要だと思う事もあります。

――歌詞とメロディーの関係については、どう考えていますか?
アンジェラ:シンガーソングライターの大半の人が同じように考えていると思うんですけど、歌詞はいいメロディーに乗って初めて翼を得て、それで人の心に飛んでいけると思うんですよ。

――名言が飛び出しましたね(笑)。
アンジェラ:(笑)。単なる“音”の組み合わせっていう意味のメロディーじゃなくて、“歌うことによっての表現”という意味で、いいメロディーが歌詞に翼を与えるんでしょうね。それで初めて紙の上から飛ぶんだと思います。

――それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
アンジェラ:私も歌ネットはしょっちゅう見てます。もしかしたら今、同じタイミングで見てるかも(笑)。歌詞に興味を持って調べることは、作る側としても本当に嬉しいことです。“この歌好きだな”“このフレーズが頭に残ったな”って思って調べてみたら、“実はこんな歌だったんだ”っていうことは自分もしょっちゅうあるから、そうやって興味を持ってくれてる人が、歌そのものに力を与えてくれていると思うので、本当にありがとうと言いたいです。


(en cours de traduction…)

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